【お金】投資初心者、まず積立NISAから始めよう!
まず積立NISAがオススメ
投資はチャレンジした方が良い、第一歩は積立NISAがお薦め
会社依存から脱する第一歩は投資だと思います。なぜなら会社の給料以外で収入を得る体験が出来る手軽な方法だからです。その投資戦略は取れるリスクの大きさによって変わってきます。わたしを含めた20代~40代の会社員は数ヶ月で何十万円を失ってしまうリスクを取るのはなかなか難しいですよね。一方で、毎月の給料額をある程度想定できるためその中でコツコツと定額で積立てることは出来るはず。お金の投資先として、銀行預金、個別株、投資信託、金/プラチナ、ビットコインなど様々な方法がありますが、nakkan的にはまず投資の入口として「積立NISA」から初めてみることをお薦めします。今回は細かい話しは置いておいて、まずは投資に興味を持っていただくために、積立NISA周りについてザックリとした全体像を解説いたします
積立NISAとは何なのか?
積立NISAを一言でいうと「税金優遇を受けながら毎月3.3万円以下で投資信託を購入し、長期で積立ていく投資」です。ここ数年の実績ベースでは概ね年間2~5%程度の利益が見込めており(※購入する投資信託の種類や、今後の市場環境によっては元本割れリスクもあります)、100万円あれば年間2~5万円、300万円あれば6万円~15万円が資産として増えてく計算になりますね。積立NISAは、後ほど説明しますが、税金が優遇されるというメリットが大きい投資のため年間40万円=月3.3万円までしか購入出来ないという制限があります。購入額に制限がかけられるお得な制度なので、その制限の枠は全て使い切りメリットを享受していきたいですね。
積立NISAを他の投資と比べた時のメリット
・銀行預金と比べて
銀行預金に比べ、積立NISAは年間で狙える利益率が圧倒的に大きいです(元本割れのリスクもゼロでは無いですが)。銀行預金は年率0.001%程度、つまり銀行に1000万円預けても年間の利息はたった100円です。もし友人に「1000万円貸してくれたらそのお礼に100円上げるよ」といわれたらその1000万円を友人に貸しますか?どうも割に合わない感じがしてしまいますね。「いやいや、そういうことじゃなくて、銀行預金は元本割れしないから安心で、投資は詐欺のようで危険」という声も聞こえてきそう。わたしも実は数年前までそう思っていましたが最近はその考えこそがリスクだと思うようになってきました。将来的には日本円(現金)の価値は、他国通貨やビットコインや金などに対して相対的に下がる可能性もあり、気づいた時には手持ちの資産が目減りしていたというリスクがもあるのです。銀行預金は年率0.001%の投資であり他の金融商品との相対比較で価値下落リスクもある商品であると捉え、資産の全額を銀行預金に預けておけば安心という考えからまず脱却するということが会社依存から脱するの第一歩だと思います。
・個別株と比べて:
個別株に比べ、積立NISAは値動きがそれほど激しくないので比較的安心して投資することが出来ます、さらに100円~3.3万円の範囲で投資出来るので毎月積立に向いています。個別株は日本株だと最低でも1つの会社の株を買うのに10万円程度は必要、株価の高い会社の株は100万円以上が必要となります。毎月コツコツ積立てることが難しい価格ですし、もしその会社がトラブルなどを起こしてしまい1ヶ月で株価が30%下がってしまうなんてことが起こると泣きそうになりますね。個別株は積立NISAの次のステップのお楽しみに取っておきましょう。
・投資信託と比べて:
一般の投資信託と比べ、積立NISAも結局は投資信託を買うことになるので似たようなものなのですが、最大のポイントは積立NISAの税金優遇です。実は株や投資信託で得た利益には税金が掛ります、その税率なんと約20%。もし株で10万円の利益が出ても2万円は税金として国に納める、手元に残るのは8万円となります。積立NISAはその約20%の税金が20年間も免除されるという魅力あるシステムなのです。
・金/プラチナと比べて:
金/プラチナと比べてなかなか比較はしづらいですが、積立NISAは毎月コツコツ積立できるというメリットあります。地金は基本的には売買のために店舗へ行く手間があるため、仮に金/プラチナを店舗で一度に買ってそのタイミングが高値だった時、その後大きく損を出してしまう可能性もあります。ただ魅力的な投資先ではありますので投資に慣れてきたら是非チャレンジしたいですね。別途、解説します。
・ビットコインと比べて:
ビットコインと比べ、積立NISAは圧倒的に安心です。ビットコインへの投資は最後にしましょう、値動きが激しすぎます。2020年12月時点ではビットコインに資金が流れて高騰中、今後もポジティブな動きが期待されると言われている投資先ではありますが投資の入口としてはお薦めできません。投資になれてきたら少額でチャレンジはしたい投資先ではありますが。
積み立てNISAにリスクはないのか?
確かにリスクもあります。市場環境や購入する投資信託の種類によっては元本割れのリスクはついてきます。しかし、毎月コツコツ積立てていくことで購入平均単価を平準化することができ(ドルコスト平均法といいます、別途ブログにアップします)長期でリスクを抑えながら、税金優遇も享受して利益を生み出せるためポテンシャルは大きいです。個別株ほどのリスクはないので、始めやすい投資として是非少しのリスクを取りながら初めて欲しいと思っています。
積立てNISAを始めるのは面倒じゃないの?
最初の一歩はちょっとだけ面倒です。証券口座を開設し、積立NISAの使用申請してスタートです。口座開設や申請受理のリードタイムを考えると思い立ってから約1~2ヶ月後にスタートという感じだと思います。わたしは楽天証券でWEB口座を開設しその口座内で積み立てNISAを行っています。
まとめ
・会社依存から脱するため、まずは投資の最初の一歩を踏み出すことがとっても大事、今回はその一歩として、税金優遇がありコツコツと積立が可能な「積立NISA」のメリットの大枠について説明しました。実はわたしも少し前までは、会社からの給料を使えるだけ使い、残りを銀行に貯金するという生活をしていました。そして更に良い生活を目指すため会社から貰える給料を上げようと会社のために必死で働き、少しお給料が上がったらその分をまた使ってのループでした。こうなると、どんどん会社への依存度が上がっていくループから抜け出せません。そのループから抜け出す最初の一歩が積立NISAになると思うので、是非最初の一手間を乗り越えて積立NISAにチャレンジしてみてください。別途、具体的なわたしの積立NISAの投資実績や、購入商品の選び方についてご説明いたします
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