【お金】初心者投資家に送る、投資格言3選!
投資の格言から学ぼう!
こんにちは!サラリーマン投資家nakkanです!
2020年6月頃から本格的に投資を始めこの1年は手探りの中で沢山の実験と失敗をしながら投資にチャレンジしてきました。今回の投稿ではこの1年を振り返り、大事だと思った投資の格言について自身の経験も踏まえて説明させていただきます。
こういった格言を自分のものにするには実際にご自身で失敗を重ね肌感覚とセットで身についていくのが近道と思いますが、出だしのダメージが大きすぎると投資が怖くなって投資生活から撤退してしまうという最悪のケースも想定されます。
この記事を通じて投資初心者がどんな所に気をつけながら投資をすれば良いのかというヒントを見つけて頂ければと思います。
【格言①】卵は一つのカゴに盛るな
格言の概要
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという意味の格言
わたしの投資での失敗
2020年春から夏にかけてアンジェス(ワクチン開発の会社)、日本電産、キッコーマンといった銘柄を保有していました。
当時はコロナでのワクチン期待でアンジェスの値上がりが大きい時期でした。日本電産やキッコーマンは中期的に堅実かつ自信のある銘柄だったのですが、アンジェスの値上がり幅を横目に見ると機会損失をしている気がしてしまい、日本電産やキッコーマンの資金を引き上げてアンジェス1つに集中させてしましました。勿論、右肩上がりの株価が続くわけもなく、その後調整局面に突入。
アンジェスに集中投資した資産が、このまま半分になってしまうのではないかという恐怖から損切りしてしまいました。結果として大きな損失。一方で、日本電産は派手さは無いもののその後、着実に株価を積上げ気付けば1年で2倍になっていました。。。
失敗を踏まえて考えたこと
分散投資だと、地合の波に乗れていない地味な業界の株式保有をしていることが機会損失になっている感じてしまうことが多々あります。そしてノリノリの特定個別銘柄に集中投資した方が手っ取り早く儲けられると考えてしまいがちです。
確かに上昇局面で一発当たれば良いのですが、必ず遭遇する下げ局面が訪れた時に、1銘柄に集中投資していると資産を全て失う怖さに駆られ結果的に損切りを強いられる傾向にあると考えています。・
わたしがこの1年で沢山の失敗をしてきて今大事だと思っていることは、「一発勝負に出て大きく儲けることではなく、如何に暴落時にダメージを減らしつつ着実に利益を出していくか」ということです。
暴落リスクを抑制するためには、分散投資という考え方が、わたしの一丁目一番地となっています。
格言を踏まえた具体的なアクション
まずは単元株(ミニ株)で分散投資!
日本株だと最低購入単位が100株からなので、例えばトヨタ自動車だと1株8,300円なので最低83万円ないとそもそも購入できません。任天堂は1株60,000円なので最低600万円となり、「そんなの、どうやって分散するんだ!?」となってしまいます。そういったご質問に対するわたしの回答は「1株単位から買える方法を使う!」というやり方です。
具体的には、100株単位の日本株から始めるのではなく、
(1)米国株を買う!
・1株単位から買えます。アップルやグーグル、コカコーラなどの身近な大企業でも1~2万円あれば十分に買えてしまいます
(2)日本の単元株(ミニ株)を買う!
・流石にいきなり米国株はハードルが高いということであれば、更にオススメなのが日本株のミニ株を購入するというやり方です。最近はWEB系の証券会社から日本株でも1株から購入できる仕組みが展開されています。株主優待は貰えないといったデメリットはあるものの、限られた予算で初めてみるには確実にオススメの方法です。
分散投資はLINE証券などの単元株(ミニ株)がベスト!
スマホのゲーム感覚で手軽に始められるLINE証券のミニ株がとてもオススメです。携帯のアプリでLINEPayも使いながら手軽に株式投資を始める事が出来ます!登録して損はないので騙されたと思ってまずは登録して最初の一歩を踏み出して見てください!
【格言②】分からぬときは休め
格言の概要
株式相場は、買う、売るだけでなく、休むことも重要な戦略であるという格言。相場環境が不透明であったり相場が保ち合い局面でほとんど値動きがないような場合は判断が難しい。株価が上がるか下がるかどちらに動くかはっきりするまで売買の判断をせず、静観することが大事
わたしの投資での失敗
手元にキャッシュがあると、「コレだ!」という確信がなくても、適当にyoutuberのオススメ銘柄(Itbookなど)を購入してしまう。そういう銘柄は企業分析なども詳しくしていないので少し下がると不安になって損切りしてしまう傾向。だいたい余ったキャッシュを無理に投入して買った銘柄は、下がると思い入れもないため直ぐに手放してしまい損切りしている気がします。。
将来有望だと思っていたビザスクが一時的に株価を下げきた時に買い増ししたいと思ったが、その前に、特に思い入れのない適当な銘柄を購入してしまっており、更に含み損を抱えてしまっていたために動けず。買い増ししやすいポジションになったビザスクを買えずその後ビザスクの株価回復を指を加えて見ていることしか出来なかった
失敗を踏まえて考えたこと
キャッシュがあるから何かを買うという行動を自粛する!キャッシュがあれば、一時的に相場が崩れたタイミングで安く買いませるというポジティブな意味でのキャッシュポジションを持っておくのだ、と自分に言い聞かせることが大事。キャッシュがあるとつい全てを投資ポジションに投入してしまうことを「ポジポジ病」というらしいです。。。
具体的なアクション
確信無いならキャッシュで待機!
確信した銘柄がないならキャッシュで置いておく
もしくは、買いたい銘柄が出てきた時に初めて、現在保有している株を売ってキャッシュ化する(逆に言うと、欲しい銘柄が無いなら利益確定や損切りでキャッシュポジションを作ることはしない)
【格言③】素人がプロに勝てるのは時間である
格言の概要
プロの投資家やファンドマネージャーは相場がどのような局面であっても一定の時間の制約の中で結果を出すことが求められている。一方で個人投資家は時間に関する制約がなく、一時的に休むといった判断やこれと思った銘柄には時間をかけて投資するといった戦略をとることが可能。
素人はこういった時間に関する利点をうまく使うことで、機関投資家等の投資のプロにも伍していくことができるという意味の格言
わたしの投資での失敗
流行の銘柄に資金をどんどん移していくような短期でトレードをしてしまい、結局は損切りでマイナス幅が嵩んでしまった(当時マイナス40万円程度、最初だったのでかなりダメージ受けました)。
特にyoutubeのオススメを鵜呑みにして短期トレード目的で購入したITBOOKは、ボラティリティが非常に高く上がるときは上がるのですが下げ幅も大きく、売り時を逃して結局はマイナス50%で損切りを強いられた
失敗を踏まえて考えたこと
株式投資を始めると、楽しくなってついデイトレーダーのように短期で大きく利益を上げようとしてしまいます。そもそも投資初心者がチャートで短期的な動きを見極めることは難しく、AIアルゴリズムを仕組みとして組み入れ儲けることもできないという状況下で、短期で継続的に勝ち続けることははっきり言って不可能
自分が信じた銘柄は「基本は長期でガチホ」というスタンスで、多少下落したとしても「わたしは5年後を見て株を買っているのだ」と自分に言い聞かせ長期でプラスになること目指すのが重要と今は考えています。
失敗を踏まえた具体的なアクション
長期でガチホ!ガチホのためには分散投資!
初心者は長期投資を基本としましょう。その時に大事になるのが、①の格言にあった分散投資の考え方です。株価は下手すると一時的にマイナス50%まで下落するといったことも全然あり得るます。少ない銘柄に集中投資してしまい投資資金総額が半分になってしまうと、さすがにもう嫌だ。。。。と株式市場から撤退したいという気分に成らざると得ないと思います。
ですので、例えば手元に投資資金が30万円あるのであれば、1つの銘柄に30万円という買い方ではなく、1銘柄6万円で5銘柄を購入されることをオススメします。全銘柄が同タイミングで全て半分になりましたということはまずありません!
その時にも100株単位の日本株の仕組みが足かせになりますので、1株から買える単元株(ミニ株)を是非活用するとベストです。
まとめ
今回の投稿では、わたしが1年投資をしてきて大事だと思ったことと、今後のアクションについてご紹介しました。如何でしたでしょうか?
まずは自分をウォール街の有能なトレーダーだと過信せず、「分散投資」で「時間を味方につけて」「休むときは休む」といったスタンスで、投資を向き合うことをオススメします!是非、最初の一歩を単元株(ミニ株)から小さく初めてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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