【お金】イーロンマスク、「ビットコイン」だけでなく「金」にも着目!
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前回の投稿でビットコインの直近の目標は1BTC=500万円、もし1BTC=300万円くらいまで下がった時は積極的に押し目買いします!という記事を書きました。
参考記事:【投資】仮想通貨が少し復活?投資スタンスどうするか
わたしの目論見としては、この先、夏くらいにかけて乱高下しながら1BTC=500万円くらいまでジワジワ上がってくれれば良いなと思っていたのですが、前回の投稿後に、早速その500万円を超えてしまい2/9(火)には一時516万円まで一気に上昇しました。
仮想通貨周りで何が起こっていて、今後どうすれば良いのでしょうか?
昨日仮想通貨に何が起こったか?
先ずは以下の英文を読んでください。
Tesla disclosed on Monday that the electric vehicle maker has bought $1.5 billion worth of bitcoin as part of a new investment policy and seeks to start accepting the digital currency as a form of payment for its products in the near future.(yahoo financeより引用)
直近のからのビットコイン高騰は、テスラのイーロンマスクがビットコインを15億ドル(約1600億円)分購入したことが背景になっています。一昨日、日本のソフトバンクグループが米ドアダッシュへの投資成功により利益3兆円という爆裂決算を出して世間を驚かせましたが、テスラも余剰資金を「投資に充てる」と宣言し、ビットコインを1600億円分も購入しています。
また、今回のテスラのビットコイン購入にあわせて、「近い将来に仮想通貨をテスラ製品の支払い手段として受け入れ始める予定」と表明しました。
昨年10月にはペイパルが仮想通貨による支払いサービスを開始すると発表したタイミングでわたしは「3億人以上のペイパルユーザーが仮想通貨を決済に使うとなるとかなりのポテンシャルがある!」と仮想通貨投資に参入しましたが、テスラも今回仮想通貨でのクルマ購入可能性を示唆しており、いよいよ仮想通貨での決済が現実味を帯びてきたと思っています。
「仮想通貨って仮想なんでしょ、だから怖いし触らない方が良い!」「仮想通貨は単なるギャンブル!」とわたしも思っていましたが、実際に仮想通貨を商品やサービスの決済に利用出来るようになれば、通過としての安定性が出てきます。
昨年のペイパルに続き、今回テスラも仮想通貨の決済に言及したことは大きな一つの節目だと非常にポジティブに捉えています。
今回のイーロンマスクの報道で、見逃してはいけないのが「金!」
更に、以下の英文も確認してみてください。
Additionally, the EV maker announced that as part of its investment policy, the company may invest in certain alternative reserve assets including gold bullion, gold exchange-traded funds and other assets in the future.(yahoo financeより引用)
日本の報道ではイーロンマスクがビットコインに巨額の投資をした、ということが大きく報じられていますが、英文をしっかり読むと、地金(gold bullion)や金のETF(gold exchange-traded funds)への投資も行っていくという記載があります。仮想通貨は既に目に見える形で盛り上がってきていますが、今回、むしろ着目すべきはこちらの「金」ではないかと思っています。
わたしも、今年の頭から徐々に金ETFや金鉱株のポジションを少しずつ増やしていっているのですが、現状は低位で泣かず飛ばすという状態です。
ただし金はもう調整局面に入ってしまい見込みがないとは思っておらず、むしろ今後は株式市場に一定の過熱感が出てきていること、長期金利が上昇局面にあることから、安定資産の金へ資金流入の流れが今後来ると考えております。金に入るならまさに今だと思います。
イーロンマスクが具体的にどの金ETFに投資をしていくのかまでは言及されてはいませんが、我々個人の投資家は金ETFとして手数料の安いGLDM(SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)、IAU(iシェアーズゴールド・トラスト)を、金鉱株ではバリック・ゴールド(GOLD)あたりが手軽に始めるにはオススメではないかと考えています
今後のスタンス
今回の報道も追い風に、これまで進めてきた仮想通貨と金の構成比率を少し上げていく予定です
■仮想通貨
長期的な上昇を期待してホールド&徐々に買い増しとしていきます。
ビットコインは直近で大きく上昇したこともあり一旦ホールド、一方で、イーサリアムやビットコインキャッシュなどビットコインを追いかけて上昇していく可能性があるアルトコイン系を毎月ドルコスト平均法で1~2万円ずつ買い足していく予定です。
現在コロナ禍の中で、米国を中心とした先進国が量的緩和を推進しており法定通貨の価値は相対的に低下していく傾向にあります。今回のテスラだけでなく米スクエア社(SQ)を始めとする多くの企業や、若者、更に自国通貨が弱い新興国の方などがリスクヘッジのために資金をビットコインを中心とした仮想通貨に置き換えていっている流れの中、中長期的には仮想通貨の相場が上昇していくポテンシャルは依然高いです。
更に、大暴落の危険性も昔に比べると少なくなってきていると考えております。その理由はビットコインの生産コストにあります。マイニングコストというビットコインを作り出す報酬が定期的に半減するようにプログラミングされていることから、10年前には1ブロックあたり50~25BTCあった報酬が、2020年には6.25BTCにまで下がってしまっています。仮にビットコインのマイニングに掛る人件費や電気代が一定だとすると、昔に比べて生産コストがかかってしまうビットコインを、安値で売ろうと考える生産者も減ってくるはず。そうなると暴落時の底値も切り上がっていくと想定されます。
ということで、仮想通貨は中長期的にはポジティブ、暴落時の底値も切り上がっているという流れはあると考えていますが、依然ボラティリティが高いということには間違いないので、総投資額の5%、最大でも10%くらいまでに留めつつ、下がったら買い増し長期保有するというスタンスで投資していきます。
■金(ETF、金鉱株)
実は昨年の夏から秋頃に高値をつけた後、ジワジワ調整局面に入っており現状は停滞感ある状態です。
直近ではプラチナや銀が株高に連動して上昇していますが、金はまだまだこれから上がっていくポテンシャルがあります。地金を保有したいところではありますが500gで300万円オーバーとなるため、わたしはETFと金鉱株の2つを軸に買い進めていこうと思います。
投資先としては、金ETFでは手数料の安いGLDM(SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)、IAU(iシェアーズゴールド・トラスト)を、金鉱株ではバリック・ゴールド(GOLD)を引き続き軸としてポジションを上げていきます。
まとめ
今回は、イーロンマスクの報道を受けて、仮想通貨、更に、金について投稿しました。この2つは資産を守るリスクヘッジという意味でも非常に重要だと考えています。
投資を初めた当初は一点突破で集中投資をして一気に資産を増やしたいと考えていましたが、1年続けた結果、ポートフォリオを組みながら上手くリスクを分散させて、中期で確実に利益を取っていくことが重要だということに気付きましした。
今のトレンドだと株高の流れに乗って勢いのある株やビットコインにどんどん投資をしたくなりますが、それだけだとかなりのリスクも伴います。
仮想通貨はアルトコイン中心にドルコスト平均法で、金はまだまだ低調な金ETFを中心にポジションを増やし、攻めつつ守る作戦で資産を増やしていければと思っています。
金についてはイーロンマスクがどのETFに投資をするのかという情報を引き続きウォッチしてきたいと思います。それにしてもイーロンマスクは凄い影響力ですね。
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