【英語】「let me know~」の意味・使い方
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学校で「使役構文」という枠組みでmake、have、get、letは「相手に~させる」という表現で使うと昔習った記憶があります。
一方で先生からは「この使役構文は相手に強制するときに使うので、あまり使わないでね」とも言われ「なんだ、あまり使わないのなら別に覚えなくて良いじゃないか」と思った記憶もうっすらあります。
ただ、実際のビジネスの場では「let me know ~」に代表される letを使った表現はめちゃくちゃ出てきます。
今回は簡単に使役動詞を振り返った上で、ビジネスで使うlet表現を整理していきたいと思います。
使役構文の用法
使役構文は、日本語に訳すと「~させる」という意味になります。
make、have、get、letの4つの動詞を使いますが、ぞれぞれニュアンスが違ってきます
①make+人+動詞原型: (強制的に)人に~させる
・一番強い表現で、命令しているニュアンスになります
(例文) His boss made him write an essay as punishment for his bad behavior.(上司は、彼に素行が悪い罰として反省文を書かせた。)
②have+人+動詞原型:(当然のこととして)人に~してもらう
・makeほどではありませんが、職務上で当然やるべきことをやってもらうというようなニュアンスがあります
(例文) I had him cut my hair.(彼に髪を切ってもらった)
③get+人+ to 不定詞: (働きかけの結果)人に~してもらう
・haveに似たニュアンスですが、やや相手に説得をしてやってもらうようなニュアンスです。Haveより少しくだけた表現な気がします
(例文) I need to get my phone repaired immediately.(電話を直ぐに治して貰う必要がある)
④let+人+動詞原型: (許可を出す感じで)人に~させてあげる
・使役構文に入っていますが、強制のニュアンスはほぼ無くいちばんマイルドな表現になります
(例文) I will let my children go to the party if they finish homework.
上記①~③は強い表現なので仕事ではあまり見かける事がなく、一方、許可するニュアンスのletはかなり頻出です。
Let+人+動詞原型の表現
■let me know~
この表現はメールでほぼ毎日見ます、何かを教えて欲しいときはtell me などの直接的な表現ではなくlet me knowを使うのが好ましいです
(例文) If there is any update, please let me know.(もしアップデート情報があれば、しらせてください)
■let you know~
Let me knowが私に知らせて、に対して、let you know はあなたに知らせる、という意味になります
(例文)I’ll let you know my email address later.(eメールアドレスを後であなたにご連絡します)
■let me confirm~
この表現は会議の場で良く出てきます。
(例文)Let me confirm to make sure that there aren‘t any errors in this material.(この資料に誤りがないか確認させてください)
■let me share~
これも会議でこちらからの資料や情報を言いたいときの冒頭でよく使います
(例文)Let me share my opinion on this issue.(この課題についての私の意見を言わせてください)
■let me check~
会議で何かを聞かれて、ちょっとチェックさせてくださいという時に使えます
(例文) Let me check my schedule.(ちょっとスケジュールをチェックさせてください)
■let me explain~
この表現も会議で自分の意見を説明するときにつかえますね。
(例文)Let me explain about that.(それについて説明させてください)
まとめ
Let はビジネスの場でめちゃくちゃ使える表現です。
makeと同じ使役構文という枠組みに入れてしまうと良く分からなくなってしまいますので、letの許可構文として習った方がスッと理解し易いような気がします。
letは、英語のメールのやり取りや会議の場などでも必ず出会う表現なので使えるようになりたいですね。
ちなみに、let it go(レリゴー)は、ありのままで、というよりは、何ももしない、放っておく(=行ってしまうことを許可する)というニュアンスが強いです。
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