【投資】相場が荒れている、どうするか?
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今週始めにビットコインが急落、1BTC=600万円を超えた歓喜をあざ笑うかのようにわずか1日で400万円くらいまで値を下げました。
参考記事:【投資】ビットコイン 1BTC=600万円を超えた!マスク氏もコメント
更に、米10年利回りが1.35%を超えたことも寄与して米国株のグロース銘柄を中心に大きく株価を下げています。また、それにつられてか、本日2/26(金)の日経平均も前日差▲1202円(▲3.99%)と大幅に下げる展開になりました。
わたしの資産評価額もこの1週間で10~20万円ほど減少してしまっています。市場に動きに対応出来るよう、ポートフォリオを見直し、リスクに打ち勝つ陣形に少しずつ組み替えていっています。
仮装通貨の動き
2月中旬頃に600万円を突破してきましたが今週に入り突如下げ始め、足下では500万円を割ってきております。仮想通貨は半日で20~30%程度下げることもあり得ますので今はかなりの注意が必要です。一部、キャッシュポジションに移すことも検討してください。そして更に大きく下げたタイミングで買い増ししていきましょう。
米国株の動き
NYダウはまだ比較的堅調なものの、水曜に一度大きく上げた後、木曜日にはそれ以上に下落するなどボラティリティが大きくなってきています。
ナスダックはここ直近で気持ちよく右肩上がりを続けて来ましたが、今週大きく下落してしまっています。長期金利が上がっていることも有り、ナスダックを構成する高PERのハイテク系やグロース系銘柄は厳しい状況に立たされています。以前に紹介したプラグパワーやエンフェーズエナジー、シーなど軒並み下落という状況で余談を許さない現状です。
日本株の動き
日経平均は、1月末から2月20日頃までは気持ちの良い上昇を続けてきました。しかし、今週に入り下げが続いています。特に本日金曜日の1000円超の下落はインパクト大きいです。
マザーズは今は怖くて触れない状態です、今週は1300円台から1200円の前半まで一気に下落してった形となります。BASEや弁護士ドットコムなどマザーズを牽引してきた銘柄が軒並みマイナスとなっています。
米国債10年利回りの動き
長期金利もついに1.5%を超えてきました。基本的には金利が上がれば株価が下がるシーソーの関係なので株のポジションが多い方は注意が必要ですね。
VIX指数の動き
VIX指数はvolatility Index略語です。この指数は投資家が株価の先行きに対してどれほどの振れ幅を見込んでいるかを指標化したものになります、恐怖指数とも呼ばれます。数値算出の詳しいロジックまで十分に理解していませんが、一般的にVIX指数は10~20の範囲内で動くとされています。
そのVIX指数は昨年20年3月のコロナショックでは85%まで上昇しました。直近ではコロナショック時の数字に比べればまだまだカワイイものですが、それでも20を超えて30くらいまで上昇しており、余談を許さない状況です
前回1月末に株式市場暴落の危機?という記事を書きましたが、そのタイミングでは35を超えていました。現状の28.89という数字から更に上を目指していくとなるとかなり注意、警戒が必要です。
参考記事:【投資】「節分天井、彼岸底」のアノマリーを検証、21年2月末はどうなるか?
さてどうするか?
米国債利回りも上昇してきており、株のボラティリティも上がってきている。今は非常にリスクが高い状態だと捉えることが出来ます。
ついつい「今が底値かも」と落ちるナイフを掴みにいこうという意識も働きはしますが、今はそれは避けた方が良いと思っています。ボラティリティが高い今は、如何に手元資産を減らさないかが重要でその資産減少リスクを落とす方法としてわたしは以下の3つのポイントを意識しながらポートフォリオを再構築し始めています。
①「株や仮想通貨」から「キャッシュ」へ
②「グロース株」から「バリュー株」へ
③「個別株」から「ETF(特に金のETF)」へ
仮想通貨は50~60万円の評価額がありましたが半分利確し、現在20万円くらいはキャッシュポジションに避難させています。また、米国株では、プラグパワーやSE、ユニティといった直近で高騰してきた銘柄のポジションを大きく落し、その資金をエクソンモービル、デルタ航空、ジョンソン・エンド・ジョンソン、金ETF(GLDM)などに移していっています。
VIX指数や金利が落ち着くタイミングまではリスクを落としたこのポジションを維持しながら損失を最小化して、次の攻めタイミングを虎視眈々と狙っていきたいと思います。
一点だけ気をつけて頂きたいことですが、リスクを落とすために全て投資をキャッシュ化してしまうことは絶対に避けて頂きたいと思います。一度投資から全降りしてしまうと値動きを確認すること自体の意識も薄れてしまい、次のアクションが取れなくなってしまいます。わたしも米国株のリスクが高めの個別銘柄でポジションを落としていますが、どの銘柄も最低1株は残して置くことで値動きを追える状態にはしています。
まとめ
今週はビットコインの大幅下落から始まり、米国株、日本株も大きく乱高下しました。
ボラティリティも高まっており、一旦、リスクを落とすポジションにリポジするのが賢明な判断だと思っています。
みなさんも、落ちるナイフを拾いに行くことはせず、次の攻めのタイミングに向けての準備期間として資金をいかに減らさないかという視点でご自身のポートフォリオを確認して頂ければと思います!
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